立正佼成会

これまでに日蓮宗について書きましたが、立正佼成会は霊友会の流れを受け、日蓮宗に共通する教義を見ることが出来ます。

日蓮宗
庭野日敬と長沼妙佼が協力して、オカルト的な占いやシャーマニズム(原始的宗教形態の一つ)を導入しながら霊を説く疑わしい手法を用いていました。日敬は占いを用いて姓名判断や日にち(六曜)、方角(七神)を説きました。

妙佼はシャーマニズム的な手法を用いて、霊界から予言を受ける予言者とされていました。妙佼はまた、奇跡的な癒しの力を説きましたが、皮肉そして残酷にも彼女自身が病に襲われ、霊界のエリートまたはカルマの力の信仰者として疑いをもたれることになりました。

私が投げかけたい疑問というのは、闇のサタン的儀式や迷信を用いた彼らを、なぜ霊的リーダーとして信じるか?ということです。

とはいえ、これは他の日本人の方々が興味をもたれることですが、この宗教による人道的・社会的貢献はプラスであったとされています。しかしながら、慈善活動はこの宗教そのものを正当化するものであるべきではありません。彼らの人道的行動は世界中の他の宗教も同じことをしており、彼らが本質的な意味で真実を信じているということにはなりません。

この宗教は、マイナスなカルマの力を除くことによって幸せが生まれるという教えのもとに始りましたが、後に、人格の完全化と世界平和活動へとパラダイム変化を遂げました。これは、世界紛争、経済、そして信者による新しい世代への反動的応答でした。よって、この宗教はそもそも日蓮宗の教義から始ったものではなくなっていきました。この団体が文化背景の変化と共に感情的な流れをもとに教義や価値観を唱えるとしたら、流れ行く時代の中で普遍的なものを説くことができるでしょうか。また、その都度短期的に時代の流れによって修復したり現実主義を続けることで永遠というものをどう説くのでしょうか。

この団体は異教徒との交わりや他の宗教背景を持つ人々と関係を築くことを良しとしていますが、私は単純に、特にそれらの宗教全ての人々が人類を助けるという共通のゴールを持っていると同意しているので、他の分野での信仰の真髄を探求する機会を作って欲しいと伝えたいと思います。

終わりに、霊的な上での真実の探求に役立つウェブサイトをご紹介します。

 

 

 

神と関係を持つ方法

神と関係を持つ方法

 

その他のリンク

Rissho Kosei Kai

立正佼成会 資料

 

 

 

 

Encyclopedia of Religion Second Edition, copyright 2005 Thomson Gale a part of The Thomson Corporation, Lindsay Jones Editor in Chief, Vol.11, pgs.7794-7795, Morioka Kiyomi

Encyclopedia of Religion Second Edition, copyright 2005 Thomson Gale a part of The Thomson Corporation, Lindsay Jones Editor in Chief, Vol.8, pgs.5400-5401, James Luther Adams/Thomas Mikelson

Encyclopedia of Religion Second Edition, copyright 2005 Thomson Gale a part of The Thomson Corporation, Lindsay Jones Editor in Chief, Vol.10, pg.6574, Robert S. Ellwood

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