解脱会

解脱会は神道と真言仏教との混合によって形成された日本の新宗派である。この両宗教については先だって以下のリンクで記事を投稿したので、是非ご覧いただきたい。

神道主義

真言宗

このグループは解脱金剛尊者、あるいは金剛様や尊者とも称される身分を授与された岡野聖憲(俗名;英蔵)を開祖とする。

御五法修行として知られ、実質的にはタロットカードと同じ類いの道具を用いたオカルト的な霊媒行為を奨励するなど、危険な側面が問題視されている。先祖の霊を供養する目的で、祭事用のカードに甘いお茶を注ぐ式典を中心とする天茶供養という宗教儀式が特徴。この儀式は参加者一人ひとりを解放および自由へと導くどころか、逆に崇拝者に憑依する悪魔的な存在および勢力による魂の束縛へと貶める。こうして信者は強力な力による支配と洗脳の下、不幸をもたらす霊力に服してしまう。さらにこのような悪霊による誘導の下で、お告げや前兆を取り次ぐ霊媒師を通じての霊的交信をはかることを強要。これが仏教の五智如来や毘廬遮那仏、および神道の天神地祇などの天的存在とのつながりを追求し、抵抗も無いまま盲目的な霊体験に傾倒することを意味します。

私にしてみれば彼らが現実的かつ可視的な霊体験を持つか否かは問題ではない。むしろメンバーたちに確実な悟りや解脱への期待と引き換えに教団への盲従強いるような、その気紛れさに潜む悪質さをこそ問題視したい。こうして彼らは与えられた幻想の力によって目的の成就を試みるも、それらは私たちの関心を唯一の神から逸らすような反逆的偽物に過ぎず、真理を虚言にすり替えるものに過ぎない。このような欺瞞に満ちた姿勢は彼らが自らを教会と称する態度にも如実に現れている。言うまでも無くこの言葉はキリスト教信者の集いを言い表す用語であり、このカルトと一切関わりがありません。まやかし目的に用語を乱用し純粋な人々の心を惹き付け、自らの団体に誘き寄せようとする魂胆見え隠れしる。まさに天使を装いつつ闇を覆い隠すような、集団そのものの体質を裏打ちしている。

コリント人への手紙第2の11章14節にはこう書かれてあります。
14 だが、驚くには当たりません。サタンでさえ光の天使を装うのです。

また彼らの活動と仏教的価値観との間にある思想上の矛盾が指摘される。なぜなら彼らが信じる生活上の苦痛の緩和は、因果応報的なカルマの法則が人間に平安よりむしろ患難をもたらすとする、仏教の教えを真っ向から否定するからだ。一方、快楽に耽る様を自己中心と定義し、それが罪深い欲や執着心に抗い得ない人間の弱さに基づくとする見解には賛同できる。

しかし生まれながらの傾向や習性を抑え、自助努力、瞑想、儀式、功績や修行によってかような道徳的理想を実現する能力を人が備え得るのか甚だ疑問である。もしかしたらあなたは既に有言実行を果たそうと葛藤しながら戦っているのかも知れない。私は断言しよう、あなたにはそれを無事に果たすことができると。しかしそのためには新しい性質、欲求、および態度を受け取る必要がある。それらは、真の覚者として人の心を浄化できるイエス・キリストの仲介的働きによって私たちに与えられた、神の恵みと憐れみからの賜物である。

テトスへの手紙2章14節
14 キリストがわたしたちのために捧げられたのは、わたしたちをあらゆる不法から購い出し、良い行いに熱心な民を御自分のものとして清めるためだったのです。

このことは汚れた霊ではなく、命を与える霊として私たちの内に住まわれる聖霊によって成就するのです。

ローマ書8章1〜9節
従って、今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、 罪に定められることはありません。2 キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。3肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。 4それは肉によってではなく霊に従って歩むわたしたちの内に、律法の要求が満たされるためでした。5肉に従って歩む者は肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます6 肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。7なぜなら、肉の思いに属する者は、神に敵対しており、神の律法に従っていないからです。従いえないのです。8 肉の支配下にある者は、神に喜ばれるはずがありません。9 神の霊があなたがたの内に宿っているかぎり、あなたがたは、肉ではなく霊の支配下にいます。キリストの霊を持たない者は。キリストに属していません。

キリストをあなたの主、また救い主として受け入れるなら、永遠の平安を享受できる神の愛の受益者とされるのです。

ヨハネによる福音書14章27節

27わたしは平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。

終わりに、これまで大変多くの方々が罪深い欲望による支配下から解放されてきました。歩む人生や文化を全く異にする人々同士が、同じ神を信じるクリスチャンとして一貫した信仰を守っているのです。ここにわたし自身の証を込めてみ言葉を紹介します。

ヨハネによる福音書8章36節
36 だから、もし子が貴方たちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。

www.cbn.com/700club/features/Amazing/

イエスについての私の証し

 

 

神と関係を持つ方法

 

その他のリンク

解脱会の資料

Gedatsuaki

 

 

 

Religions of the world: a comprehensive encyclopedia of beliefs and practices/ J. Gordon Melton, Martin Baumann, editors; Todd M. Johnson, World Religious Statistics; Donald Wiebe, Introduction-2nd ed., Copyright 2010 by ABC-CLIO, LLC. Reproduced with permission of ABC-CLIO, Santa Barbara, CA.
The Holy Bible, English Standard Version® (ESV®) Copyright © 2001 by Crossway, a publishing ministry of Good News Publishers. All rights reserved. ESV Text Edition: 2007

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