真如苑

真如苑は新宗教または新興宗教と呼ばれる数多くの宗教的ムーブメントの1つに含まれる。この教派は伊藤真乗・友司夫妻が共同創始者となって立ち上げたもので、小乗ならびに大乗仏教の要素を組み合わせた他、奥義を重んじる真言密教にカテゴライズされる。私は以前、自身のブログで仏教について述べさせていただいた。興味のある方は是非以下のリンクを是非訪れていただきたい。

jesusandjews.com/wordpress/category/buddhism/
真言宗

仏教徒の一般則にならい、伊藤真乗も病筮抄と呼ばれる易学を学び、現代スピリチュアリズムの例に漏れずシャーマニズム的で占いの要素を土台とした、オカルト的修練を伴う神秘主義を教示する。
いずれにしても東洋に根ざすカルトの多くは1つ乃至少数の、排他的に選別された経典に帰依する傾向がある。信者たちはそれに至高の権威を認めるが、真如苑もその例に漏れず大般涅槃経を聖典に定める。不確定で議論の余地ある教理として注目したいのは、全人類は自然かつ何の束縛も受けない自由な純潔を備えているとする部分である。世界中で確認できる証拠に基づくと、この立場に信憑性を認めることはできない。むしろそれとは逆に、社会の様々な面で堕落へと貶めるような、人間の悪を示唆する証拠が遥かに優っているからである。

この集団の教義では、接心と呼ぶ瞑想修行とならび、他者への共感と思いやりを示す意味で灯籠流しやお盆行事を指示する。また護摩(梵語;ホーマ)と呼ばれる火の儀式は、修験者の霊的成熟を促進する方法とされる。これらの活動および修練は信者にとって意義深く思い入れがあり、なおかつ心を研ぎ澄ますものであるかも知れないが、しかし、このように孤立して迷信じみた文化的習慣が一体どうやって、永続的かつ顕著な変化を人にもたらし得るのか?

また実子たちの怪死に関する苑主の脆弱な信念もまた証明し難い。彼らはこの悲劇を巧みに利用し、図らずもこの出来事が「抜苦代授」(偉大な救いの力)をもたらすために最初に霊道を開いたとする哲学的な見解を進化させた。しかしその限られた社会的影響を考える時、それは甚だ疑問である。

このムーブメントについて肯定されるべき点があることは認める。人道的支援への参加および道徳的観念の啓発サポートなど、五徳八正道という徳目を養う仏教精神と相通じる営みなどがそれである。しかし善行の重視および実践は、人間の目に好印象を与えるような影響力を拡大するために、多くの宗教やカルトが共通して採用する方法である。しかも絶対かつ究極の霊的現実と決定的なつながり持つ上で有効か否かが問われる。

さらにこの集団は非の打ち所の無いご利益を告知する一方、その副作用に関する微細な注意書きを曖昧にしたまま、薬事的真実を捏造した処方内容を記載した虚偽のラベル表示を付して患者に投薬治療を行う。 こうして人道的立場を堂々と誇示する一方、この集団の暗部を影響力という悪の仮面で覆いつつその正体を明かさない。コリント人への手紙第二11章14節で聖書はこのような事態について警告を発している。まさに光の天使に扮して現れ人を騙すような闇の天使や悪魔自身がやり口に酷似している。このグループでは才能や能力によってその霊的進化を促すために人を援助する霊媒者を霊能者と呼ぶが、それに任ぜられた人間の霊的案内人による指導の背後には、同様に悪魔からのインスピレーションがあることを忘れてはならない。

申命記18章9〜14節

厭うべき行い
9 “あなたが、あなたの神、主の与えられる土地に入ったならば、その国々のいとうべき習慣を見習ってはならない。
10 あなたの間に、自分の息子、娘に火の中を通らせる者、占い師、卜者、易者、呪術師、11 o呪文を唱える者、口寄せ、霊媒、死者に伺いを立てる者などがいてはならない。12 これらのことを行う者をすべて、主はいとわれる。これらのいとうべき行いのゆえに、あなたの神、主は彼らをあなたの前から追い払われるであろう。13 あなたは、あなたの神、主と共にあって全き者でなければならない。14 あなたが追い払おうとしているこれらの国々の民は、卜者や占い師に尋ねるが、あなたの神、主はあなたがそうすることをお許しにならない。

数、種類ともに豊富な神秘主義のオカルト的な影響下で身を滅ぼしている人々の証を紹介したい。

www1.cbn.com/700club/episodes/all/false-religions

この回を閉じるに当り一言。今日までキリスト教は世界最大の宗教であり続けてきたように、イエスはダイナミックにその救いを世界に対して明示しています。また多くの否定し難い証拠と証言が大変豊富にあるため、人に対するイエスの一方的な顕現と影響
を否むことは極めて困難なのです。それゆえ私は、多くの方々の証しの中に私自身の証しも加えたのです。

 

証し

イエスについての私の証し

www1.cbn.com/700club/episodes/all/amazing-stories

www1.cbn.com/video/loving-japan

www1.cbn.com/content/land-rising-son

 

充実した情報が得られる資料

www.carm.org

www.apologetics315.com

www.probe.org

 

最後、霊媒者を通じて神託を受けとせずとも、あなたは未来に待つ自分の永遠の終着地について知ることができると断言します。これ以上の仲介者による援助は必要ありません。あなたは神と人間とをつなぐ完全な仲介者である救い主イエス・キリストに、直に近づいていくことが許されているのです。イエスだけが悟りへの道の道先案内人として、あなたの思い、心、そして言葉を刷新しながら導くことができるのです。

これに加え、あなたは霊的な高みに到達するために、偽薬じみた宗教プログラムや運動に献身して仕える道を進む必要はないのです。イエスのみ業はそれだけで十分有効であり、完全に無償の賜物として享受できる彼の憐れみと恵みゆえ、そこから何か恩恵を受ける上で厳格な宗教的献身をさらに要求はしません。それは実に 自己救済を志して瞑想、誓約、修行等に励みながら道徳的正しさと完璧さに挑むものの、それを達成できない人間の持つ限界とは全く対照的に映る。終わりに、私があなたにただ1つお願いしたいこと、それは真剣な思いと開かれた心を持ち、あなたの心中をよくよく吟味しながら上述した事柄を熟考していただくことです。父なる神がキリストにある永遠の喜びで人を満たす真の幸いを期待するあなたに対して、この上なく鮮明に真理を示して下さるように心から祈る次第です。

 

 

神と関係を持つ方法

 

その他のリンク

仏教系宗派である真如苑の情報資料

Shinnyo-en

 

 

Encyclopedia of Religion Second Edition, copyright 2005 Thomson Gale a part of The Thomson Corporation, Lindsay Jones Editor in Chief, Vol.10, pg. 6574, Robert S. Ellwood, Shimazono Susumu
Religions of the world: a comprehensive encyclopedia of beliefs and practices/ J. Gordon Melton, Martin Baumann, editors; Todd M. Johnson, World Religious Statistics; Donald Wiebe, Introduction-2nd ed., Copyright 2010 by ABC-CLIO, LLC. Reproduced with permission of ABC-CLIO, Santa Barbara, CA.

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