Archive for the ‘日本人-Japanese’ Category

阿含仏教の情報リソース

Friday, October 10th, 2014

四つの霊的な法則

Four Spiritual Laws

 

イエスの映画

Jesus Film: view in Japanese

 

新約聖書/聖書

Japanese Living Bible

 

オーディオ聖書

Faith Comes By Hearing

阿含宗

Friday, October 10th, 2014

阿含(アーガマとも呼ぶ)宗は、仏陀の言葉や教えに基づくとされる阿含サトラスに則り、原点回帰によって仏教を再発見および改編したものと自らを定義する。しかし仮にその正典の起源が古代に遡るとしても、識者たちはその起源の正統性を疑問視する。むしろある特定の編集グループによる産物という見方が強い。

それはさておき、このムーブメントの開祖である桐山靖雄(別称;桐山管長)はこれに先立ち、菩薩観音を崇拝しながら観音経典に習う別の宗派である、観音慈恵会を公式に立ち上げていた。そのより進化したとされる宗教観に適合させるための
仮に進化と認めても、宗教観が自在に変容することを鑑みると照らし合わせると、この新宗教と呼ばれる新しい宗教的ムーブメントの信憑性に傷がつく。

さらに仏教「本来」の形態を自負するが、ゴータマブッダおよび釈迦牟尼の教えとは袂を分かち、密教的な仏教主義、すなわち修験道および真言などの伝統などの修練を持ち込み、他の教義と統合させた混合宗教である。以前真言について書かせていただいたものを以下のリンクから閲覧できる。

真言宗

この仏教宗派は修行者の必要や問題に即す時流にそったアプローチを適用し、仏教を民主的で親しみやすいものにすることで、既存の行を超越または凌駕しながら、伝統的仏教からの独立性を主張。

他にも独自の行としてゴーマの儀式がある。祈祷文を読み上げながら棒状のものに祈願や嘆願を刻んだ後に火に焼べ、先祖のネガティブなカルマを消滅させることで死者の霊に取り憑く苦しみを抹消または昇華し、成仏または仏果させるためのものである。まぎれもなくこの迷信的な営みは原始仏教にはなく、寧ろ仏陀の八正道の中核的な教えから逸脱する。こうして新たなアプローチを加えることで、継続的な苦痛を伴う問題に対処しようと試みるのである。

それ以外にも、埋葬された釈迦の骨片で、その霊が宿ると伝えられる「釈迦の真の遺物」や、真性仏舎利と呼ばれるものを主な崇拝の対象としている。そこからも原始仏教との相違が指摘可能だ。この骨片と一体化しながら廼偉宝珠法を行うことで、行者が幸福、ご利益、悟りを得てカルマからの脱出を果たすと信じられている。しかしカルマに対峙し続ける正統仏教によれば、かような欲求は煩悩の一部とされ、輪廻を打破し涅槃を成就する解脱へのプロセスにそぐわない。

その他、ある精神科専門医からも指摘されているように、場合や人によってクンダリーニ症候群という精神的疾患を招きかねない、クンダーリニ・ヨガを実践。それによりチャクラや体内の霊的な核による超自然的覚醒力を得て、個々人がカルマから解放されるという教義が波紋を呼ぶ。

最後に世界平和の支援プロジャクトを設立しようと懸命に取り組む姿勢は評価したい。同じく世界平和を志して奮闘している世の中の団体がある中、この課題を達成する上で、この一宗教が普遍的かつ不可欠な主体と喧伝することに対しては、敬意を表しながらも異を唱えたい。

宗教的多産国家であり千種万様な宗教を持つ日本には、一時的な熱狂ぶりを助長するような宗教的世界観が生まれがちである。そんな文脈下、現実に向き合うことを諭さず数ある中から好みで選ばれてしまう相対的な宗教活動には、私は総じて有益さを認めることはできない。

今回の結びにあたり、全体を通し、当宗教の存在に対する批判的な印象を与えたなら心からお詫びする。しかし読者の皆様が良識と直感を働かせながら、この宗教があなたの絶対的真理への渇望を満たし得るかを吟味し、この宗派が孕む自己矛盾や欠陥に関心を注いでいただくように、心からお祈り申し上げる。

最後、アジアおよび東洋諸国の人々に是非お勧めしたい道があります。そこを行けば厳格かつ複雑な宗教的修練によらずただ神との結びつきにより、深い憐憫からの真理を伝えたいという情熱が込み上げてくるのです。現実的な社会的病魔から他者を解放し癒しを与えるのみではなく、さらに重要なことに、悪魔による邪魔立てや障害を排除し、神との平和を私たちにもたらしてくれるのです。結びに当たって、皆様にはただイエス・キリストに心を開きつつ私の別の投稿記事、「神との関係を築くには」を読みながら、イエスが残した言葉を噛み締めていただきたい。

Mt:11:28-30マタイの福音書11章28節〜30節
28 「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
29 Tわたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたに魂の休みが与えられるであろう。30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。 」

 

 

神と関係を持つ方法

 

その他のリンク

阿含仏教の情報リソース

Agonshu

jesusandjews.com/wordpress/2010/03/13/buddha-the-enlightened-one/

Pain, Suffering and Evil

 

 

Encyclopedia of Religion Second Edition, copyright 2005 Thomson Gale a part of The Thomson Corporation, Lindsay Jones Editor in Chief, Vol.2, pg.631, Manabu Watanabe
Encyclopedia of Religion Second Edition, copyright 2005 Thomson Gale a part of The Thomson Corporation, Lindsay Jones Editor in Chief, Vol.12, pg.8352, Richard K. Payne
Religions of the world: a comprehensive encyclopedia of beliefs and practices/ J. Gordon Melton, Martin Baumann, editors; Todd M. Johnson, World Religious Statistics; Donald Wiebe, Introduction-2nd ed., Copyright 2010 by ABC-CLIO, LLC. Reproduced with permission of ABC-CLIO, Santa Barbara, CA.